シャッター速度による表現効果

いい写真を撮るには先ず適正露出であることが必要です。
適正露出は3つの要素で決まると言われていますが、その3つ
とは何かご存知ですか。
・シャッター速度
・絞り
・ISO感度
です。
カメラの設定を「オートモード」に設定しておくと、周囲の明るさ
などを検知して自動的に適正露出になるように設定してくれます。
しかし、動いているものを撮る場合はいつも最適なシャッター速度
になるとは限りません。
また背景をぼかしたいと思っても、なかなかそうはなって
くれません。
「オートモード」を卒業して、何を撮りたいかによって
・シャッター優先オート
狙ったシャッター速度を設定したら、それに合わせて最適な
絞り値をカメラが判断して撮影する。
又は、
・絞り優先オート
狙った絞り値を設定したら、それに合わせて最適なシャッター
速度をカメラが判断して撮影する。
にすることをお奨めします。
シャッター速度を変えるとどのような表現効果が得られるので
しょうか。
●高速シャッターの表現効果

被写体の動きが早い場合は、画像が凍結されてシャープな写りと
なり、肉眼では捕らえることができない瞬間の動きやフォルムを
表現できます。
サッカーのダイナミックなヘッディングシュートは、
1000分の1秒などの高速シャッターで一瞬を捕らえることができます。
シャッターチャンスを逃さないためには、高速連写に設定して
撮ります。
また、ごうごうと流れる滝の水の躍動感を捕らえるのも
高速シャッターの魅力です。
表現の効果は、「ダイナミック」、「シャープ」、「躍動感」など
です。
瞬間の動きを止めて写すには、500分の1秒が基本で確実に止めたい
場合は、1000分の1秒以上を設定します。
●スローシャッターの表現効果

動きのある被写体に対してスローシャッターを用いると、
違った表現効果が得られます。
先ずは動いている被写体をスローシャッターで撮る場合です。
動きがブレて写るので、動きを感じさせる効果があります。
例えば、滝をスローシャッターで撮ると水の流れが白糸を引いた
ように写り優雅な流れの効果が得られます。
また、夜間車のテールランプを写すとの光の筋が写り独特な
写真になります。
次の方法は、走っている自転車などを動きに合わせてカメラを
動かしながら、スローシャッターで追い写しする方法です。
背景だけが流れて写り、画面にスピード感が得られます。
これは流し撮りとも呼ばれますが、上手く撮るには慣れが必要
です。
設定するシャッタースピードは、10分の1秒を基本とします。
これで思うようにブレていなければ、シャッタースピードを
8分の1秒にし、ブレが大き過ぎるようなら13分の1秒にして
調整するとうまく撮れます。
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